
だって電話だし
普通の経営者やったら「未来のコンピューター!」とか「超高性能端末!」とか、そういうキャッチつけたがるやん
でもジョブズは違った
あの狂人、満面の笑みでこう言い切ったんや
「電話です。」
たったこれだけや
スペックも説明せん、CPUも語らん
けど、それだけで世界が動いた
だって電話って言葉やと誰でも手伸ばせるやろ?
パソコン言うたらオタクのもん
でも電話言うたらおばあちゃんでもわかる
ジョブズはそれ分かっとったんや
「すごいものを見せるな。すごいものを簡単に見せろ」っていう信念持っとった
結果どうなった?
まんまと世界中の人間が電話やと思って買ったんや。
でも中身はフルスペックのコンピューター
つまりジョブズ、人類全員にパソコンを電話の皮かぶせて売りつけたんや
ジョブズ「……いや、これは電話として売ろう。」
社員「は?」
このやり取り、マジでジョブズの狂気が詰まっとる
普通の経営者ならスペック語るやろ?
「CPUが~」「メモリが~」「ネットが~」って
でもジョブズはそういう賢い話を全部捨てたんや
いや、これ凄いわ
さすがや
一般人は「むずかしそう」「自分には関係ない」ってなる
でも「電話です」って言われた瞬間、世界中が安心するんや
「電話ならわかる」「自分にも使える」「ちょっと触ってみたい」って
凄いわ
策士やなぁ
機能を足すんやなくて、説明を削ることで革命を起こした男や
まぁ、言ってることは正論や。
でもな、Googleもマイクロソフトも、そこからが凡人やったんや
「どうやって普及させるか?」って本質の部分が、全然わかってなかった
せやから方向性がズレまくる
「せや!パソコン売りまくればええんちゃうか!」
「安くすりゃみんな買うやろ!」
「性能上げれば勝てるやろ!」
って感じで、スペック勝負の泥沼に突っ込んでいったんや
でもな、世界の99%の人間はスペックなんか興味ない
「メモリが○GB」「CPUが○GHz」言われても、「は?なんやそれ」って話や
そう、Googleもマイクロソフトも賢すぎてバカやったんや
頭ええやつらが頭のええ説明しすぎて、肝心のバカでもわかる説明を忘れてもうた
マーケティングの教科書に載せた方がいい
他が「どうやってパソコンを売るか」で悩んでる時、ジョブズだけ「パソコンなんか売らんでええ。電話にして売れ。」って発想してたんや
しかもインターネットができる電話じゃなくて、ただの電話って言い張った
結果どうなった?
全人類が「電話」と思い込んで買った結果、全人類がパソコンを持つ時代になったんや
他の企業「パソコンを広めよう」
ジョブズ「電話って言えば勝手に広まるやろ」
この差が凡人と神の差や
面白いわ
パソコンって当時オタクイメージあったよな
たったそれだけの言葉で、ジョブズは全人類に「ワイでも使えるかも」と思わせたんや
それまでパソコンなんかオタクの玩具やったのに、あの一言で、主婦もサラリーマンもおじいちゃんも、全員スマホ買って、気づいたら世界中ネットに繋がってた
ブラックベリーの方が明らかに高機能
「車がない時代に何が欲しい?”って聞いたら、みんなもっと速い馬が欲しいって答えるだけや。」
これ、まんまジョブズの思想やねん
Googleもマイクロソフトも「ユーザーの声を聞こう!」「アンケート取ろう!」って言ってたやろ?
でもジョブズはそんなもん1ミリも信じてへん
「客は自分が何を欲しいか、分かってへん。」
これがジョブズの口癖やった
パソコンを電話と呼び、オタクの道具をファッションに変えた
誰も「そんなもん欲しい」なんて言ってへん
だって存在すらしてなかったからな
でも出た瞬間、全人類が口揃えて言ったんや
「これが欲しかった!!!」
でもジョブズは違う
まだ誰も欲しがってないモノを、欲しがらせる男や
みんなMDプレイヤーで満足してたやろ
iPhone
折りたたみガラケーで満足してたやろ
iPad?
「中途半端なサイズやな」って最初は笑われたやろ
けど、結果どうや?
全部日常になった
便利なモノやなくて、無いと困るモノになった
未来を予測するんやなくて、未来を定義してまう
「誰も想像してなかったのに、出た瞬間に世界が納得する」
この現象、ジョブズ以外にはできへん
iPodが出る前、「外で音楽聴く」って文化はあっても、常に持ち歩くって感覚はなかった
でもiPod出た瞬間、イヤホンして歩く=日常になったんや。
iPhone出たら、「携帯電話」が、「生きるためのデバイス」に変わった
気づいたら誰もが手にして、朝起きて一番最初に触るのがiPhone
iPadなんかもっとや
最初はみんな「中途半端」「でかいiPhone」ってバカにしてた
でも今じゃ学校、病院、店、どこでも使われてる
何に使うか分からんって言われたものが、何にでも使えるモノになった
「人に合わせるんやなくて、人の行動そのものを変える」
ジョブズのやり方って、市場を読むでも、トレンドを追うでもなくて、「未来の人間はこう動く」って勝手に決めて、それを現実にねじ込むんや
だからあいつの会議、地獄らしいで
社員が「ユーザーはこう言ってます」って言ったら即ブチギレ
「ユーザー?そんなもん知らん。ワイがユーザーや。」やもん
iPhoneって、単なるスマホちゃうねん
・世界一売れた携帯電話
・世界一売れた音楽プレイヤー
・世界一売れたカメラ
・世界一売れた動画プレイヤー
・世界一売れたゲーム機
・世界一売れた地図
・世界一売れた新聞
・世界一売れた辞書
・世界一売れた時計
・世界一売れた財布
これ全部、iPhoneやで?
言われてみればそうやなぁ
消費者「ビジネスマンが使ってるあれ?関係ないな」
Apple「これは携帯電話です、iPodにもなる、ネットもできます」
消費者「電話とiPod?なら使ってみるかあ」
こういうことか
全部まとめて勝った
それも戦わずに
他の会社が「市場シェア奪う!」って必死なときに、ジョブズは「市場?ワイが新しいの作るから、そっち来い」って感じ
結果、みんな気づいたらiPhoneの上で商売しとる
ソニーも、任天堂も、新聞も、全部アプリになってもうた
ライバル倒すんやなくて、産業ごと吸収したんや
でもiPhoneはもう自転車ちゃう
脳そのものの補助輪や
朝起きたらiPhone見て、天気見て、時間見てLINE見て、ニュース読んで、音楽聴いて出勤
夜寝る前もiPhone見て、SNS見て、動画見て、最後にアラームセット
もう使ってるんやなくて一緒に暮らしてる
ジョブズの狙い、たぶん最初からこれや
「テクノロジーを人間に寄せるんやなくて、人間をテクノロジーに馴染ませる」
これがやつの革命の本質や
iPhoneは、世界一触られた製品であり、世界一人間の時間を奪った製品であり、世界一人間の思考を支配した製品やねん
たしかに電話だと思い込まされてるだけのパソコンやこれ
小型タブレットPC
引用元:・https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1762606811/

そう言えばCPUが○GHzは完全に消えたな。Pentium4とPentiumMあたりで動作周波数と性能が全くリンクしなくなったから